民族時報 第1122号(07.10.01)


【トップ記事】常設的な単一連合体「統一時代に民衆勝利を」

    韓国進歩連帯が出帆

 進歩陣営の常設的単一連合体を標ぼうする韓国進歩連帯の出帆式が九月十六日、ソウル市内のヨイド広場で約一万人の労働者や市民、学生らが参加するなかで開かれた。進歩陣営の全国的な単一連合体の結成は九一年の民主主義民族統一全国連合(全国連合)の結成後、十六年ぶり。韓国進歩連帯には全農、全貧連、全国女性連帯、韓青、韓総連などの階層別団体や民主労働党などの政党、地域団体など三十七団体が加盟している。同連帯は、甲午農民戦争以来の民衆闘争と、民統連―全民連―全国連合―統一連帯・民衆連帯へと発展的につながる単一連合体の歴史と伝統を受け継いでいることを鮮明にした。

 この日、「韓米FTA阻止」「非正規職撤廃」「駐韓米軍撤収」「国家保安法撤廃」などと書かれた約一万本の旗がたなびくなか、七十日ぶりに保釈された同連帯の呉宗烈、鄭光勲・共同代表が壇上に上がり、参加者の歓呼と拍手のなかで花束を受けた。

 呉共同代表は「韓国進歩連帯の旗のもとに自主統一、民衆解放へ力強く歩み出し、非正規職撤廃闘争、農業回生闘争、貧民闘争、青年学生闘争、女性解放・平等闘争を繰り広げよう」と訴えた。鄭共同代表も「韓国進歩連帯が結成されたきょうからは古い考えを捨てて、弾力的にスピーディに動き、韓国変革運動の中心になろう」とあいさつした。

 韓相烈共同代表は祝辞を述べ、「真に歴史変革のための連帯連合戦線運動の求心点、韓国進歩連帯が出帆する日がきょう」と述べながら、「いまここにいるすべての民衆が韓国進歩連帯誕生を満天下に宣布する」と叫んだ。

 とくにこの日は、先日、代議員大会が開けず韓国進歩連帯に加盟できなかった民主労総の李ソッケン委員長が参加し、「民主労総が韓国進歩連帯の主軸となる」ことを約束した。

 参加者らは出帆宣言文を通して、「全民衆の団結で統一時代、民衆勝利を主導的に迎えよう!」と訴えながら、「民族と民衆の運命を左右するこのしゅん厳な歴史の岐路で、われわれは労働者、農民、貧民、青年、学生、女性、中小商人、良心的宗教家、進歩的知識人ら、各界各層の進歩的民衆の新たな社会に対する熱望と、民衆連帯・統一連帯をはじめとする多様な共同連帯闘争の成果をひとつにし、〈韓国進歩連帯〉の歴史的な出帆を宣言する」と明らかにした。

 続いて二〇〇七大統領選挙勝利のための民衆総決起宣布大会が開かれ、特別決議文を通して「今後、民族の運命を左右する五年、民衆の生存の成否が決まる五年」としながら、「民衆の団結した力で激動する情勢を主導的に突破していくために、十一月の民衆総決起を展開する」ことを宣言した。

 また前日、民主労働党の大統領候補に選出された権永吉候補があいさつし、「『コリア連邦共和国』の建設は自主と平等、平和と統一の世の中をつくろうということ」であり、「今度の大統領選挙で私たちの国、労働者、農民、貧民の国、民衆の国を打ち立てる闘争にともに歩もう」と訴えた。また権候補は「皆さんの前で、民衆の大統領候補として韓国進歩連帯の決定に服務する」と明らかにした。

 韓国進歩連帯は十一月十一日の民衆総決起大会に約百万人を集め、これ契機に一か月間の大統領選挙闘争に入る。


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