民族時報 第953号(01.09.01)


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 2001民族統一大祝典開催 南・北・海外同胞の出会いが実現

  祖国統一を一日も早く達成しようとの七千万同胞の熱望が、二十一世紀初頭の今年、ついに南と北、海外の代表約一千人の合法的な出会いを実現し、統一運動を大きく前進させた。南と北、海外の各三百余人ずつの代表は八月十五、十六の両日、ピョンヤンで「二〇〇一年民族統一大祝典」を盛大に開き、統一問題をわが民族同士力を合わせて自主的に解決するために、六・一五共同宣言を積極的に実践するとの共同報道文を発表した。民族統一大祝典は十五日夕刻に開幕式を開き、十六日には「新世紀  青春の統一連帯舞台」「日帝の蛮行と歴史わい曲策動共同写真展示会」の開幕式、汎民連や女性などの部門別協議、「南と北、海外の芸術公演」などを行った後、同夜、閉幕式を行った。大祝典の一連の行事は、開幕式に数万人のピョンヤン市民が統一路で代表団を熱狂的に歓迎するなど、北側の全面的な協力のもとで行われた。三百人を超える南側代表団の参加は、九〇年から始まった汎民族大会で初めて。昨年の南北首脳会談と六・一五共同宣言の具体的な成果といえる。

  二〇〇一年民族統一大祝典はピョンヤン市内の南方、統一路に建てられた三大憲章記念塔の広場で開幕した。「祖国統一」「祖国はひとつ」「自主統一」のスローガンを叫ぶ十万人近いピョンヤン各界市民の熱狂的な歓迎のなかを、オブザーバー資格で参加する南側代表に続いて海外と北側代表団が入場し、滞在中の海外同胞らをふくむ約三千人が参加した。

  韓統連、韓青、民主女性会、学生協で構成する韓統連代表団(団長・郭東儀議長)の二十九人は、「六・一五共同宣言を貫徹し自主統一をなし遂げよう!韓統連  韓青  民主女性会  学生協」の大型の横断幕を先頭に、各団体の旗やのぼりを持って力強く入場した。

  開幕式では「アリラン」のメロディにあわせて「統一旗」が入場し掲げられ、数千個の風船が空高く舞って彩りをそえた。

  北側を代表して北側準備委員会の金永大委員長と祖国平和統一委員会の安京浩副委員長、海外を代表して総連中央本部の朴在魯副議長がそれぞれ祝賀演説を行い、記念植樹を行った。

  十六日はピョンヤン市内の青年中央会館で「新世紀  青春の統一連帯舞台」が開かれ、南と北、海外の青年学生らが出演した。南と北、海外の代表団も参観した。

  統一連帯舞台では、北側から金日成社会主義青年同盟中央委員会の崔フィ秘書、南側から韓国青年団体協議会(韓青)の全サンボン議長、海外から韓青の李政秀委員長があいさつした。とくに国内韓青の全議長と韓青の李委員長に対する北側の歓迎拍手は一段と強く、南と北、海外の青年学生らの実質的な出会いに期待する北側の気持ちがよく表れていた。

  同舞台では韓国大学総学生会連合(韓総連)など南北青年学生の寸劇や歌が続き、韓青の力強いサムルノリは参加者の熱い拍手を受けた。

  また人民文化宮殿で「日帝の蛮行と歴史わい曲策動共同写真展示会」の開幕式があり、南側の孫チャンレ代表が「日帝の蛮行と歴史わい曲を糾弾する南と北、海外共同決議文」を朗読、採択した。

  続いて、同宮殿で南北労働者や南北農民の集い、六・一五共同宣言貫徹のための南北女性統一フォーラムなどが開かれた。女性フォーラムには金知栄・民主女性会会長ら海外女性代表がオブザーバー参加し、@六・一五共同宣言の実現のために全民族的な女性運動を展開するA民族の主人として自主的に統一の門を開く運動を展開するB南と北、海外が団結しともに統一の道に進む、との共同決議文を採択した。

  汎民連議長団協議会は林民植共同事務総長と南・北・海外本部議長団、海外本部の副議長、各地域本部の議長団が参加。汎民連日本地域本部からは康宗憲副議長らが参加した。協議会では、民族共同の統一綱領である六・一五共同宣言を汎民連の綱領にするため、綱領と規約の一部改正を協議した。

  またこの日、烽火芸術劇場で南と北、海外芸術家と同胞らのジョイント公演が開かれた。  午後九時からは三大憲章記念塔前広場で閉幕式が行われ、朝鮮職業総同盟中央委員会の廉スンギル委員長と在米同胞全国連合会代表団の揚恩識団長があいさつした。

  この日、大祝典の閉幕が宣言されると数十発の花火が上がり、二〇〇一民族統一大祝典の成功を祝った。また数千人のピョンヤン青年学生による夜会ダンスが行われ、夜会から参観した南側代表を含めて南と北、海外の代表らが大きな踊りの輪を作った。

  当初、十四日に参加する予定だった南側代表団は十五日午前十一時、特別機で訪北した。参加団体と人員は民族和解協力汎国民協議会(民和協)から新千年民主党、民主労働党、自主平和統一民族会議、経済正義実践市民連合など、また六・一五南北共同宣言と韓半島の平和のための統一連帯(統一連帯)から民族和解自主統一協議会、韓総連、民主化実践家族運動協議会、民主主義民族統一全国連合など、さらに七大宗教団体から儒教、天道教、仏教、カトリック、キリスト教など、このほか労働者団体の韓国労働組合総連盟、全国民主労働組合総連盟など、農民団体の全国農民会総連盟、女性農民会総連盟など、青年団体の韓青、全大協同友会など、女性団体の韓国女性団体連合会、反米女性会など、計二百二十余団体三百十一人と、取材陣二十六人の三百三十七人。

  南と北、海外の各準備委員会は二十一日、「二〇〇一年民族統一大祝典南・北・海外共同報道文」を発表した。共同報道文で、南と北、海外代表は「六・一五共同宣言の精神に合わせて祖国の自主的平和統一を実現するのに、民間団体が積極的に連帯」し、「八・一五光復節五十七周年にはソウル行事に北側代表団が参加する」など、五項目を発表した。(報道文は資料@)


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